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クリスタルのかけらに眠る勇者の心

クリスタルのかけらに眠る勇者の心

馬と少年

 「馬と少年」C.S.ルイス 著  ナルニア国物語の第5章
 カロールメンという国に住む漁師の養子フェスタは、奴隷に売られることから逃げた。
領主の娘アラビスも、むりやりの結婚から逃げた。
たまたま二人が人語を解するナルニア生まれの馬ブレー、フィンと出会い、
4人(2人と2頭)は、ナルニア目指して旅をする。
ところがカロールメンのナルニアに対する陰謀を知った彼らは、、、
 ルーシーやエドモンドも登場するが、今回の主人公は、「あちら」の世界の少年少女。
単純なストーリーだし、フェスタの正体もかなり早い段階でわかってしまうが、
徐々にストーリーが盛り上がってくるところが楽しませてくれる。
 ただ、気になったのは、「腹黒い王」が統治するカロールメンという国が、
服装や文化などから明らかにイスラムを意識させられてしまう。
50年以上前に書かれた作品だから、しょうがないかもしれないけど、
一部からは反発を買いそうだ。  また、アスランが頻繁にフォローに入っているのはどうしてだろう。
危なっかしくて、見ていられなかったのだろうか?
馬と少年


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